ステッピングモーター
CNCで遊ぶ【Turbo-CNCを使ってみる】
今回のネタは、Turbo-CNCの基本的な操作の覚え書きです
【注意】
・このコンテンツは予告無く再編集する場合があります。
・このコンテンツを参考にする場合は、自己責任でよろしくお願いします。
Free-DOSとTurbo-CNCをインストール
MS-DOSが手に入らない場合は、FREE-DOSを使用します
FREE-DOS(外部リンク)
TurboCNC(外部リンク)
インストール方法は、割愛させて頂きます
TurboCNC本体は適当なディレクトリを作成して、そのディレクトリにコピーします
TurboCNCの起動は、TurboCNC.EXEを実行します
free-DOSでは、TurboCNCのマウス操作が可能です
目次
単位をインチからメートルへ
軸設定
ホームスイッチの設定
手動でモーターを動かしてみる
その他の設定
NCデータを読み込ませ自動で動かしてみる
単位をインチからメートルへ
まずは、Toggle Working Unitsを実行して、in⇔mmの表示切替を行います
次に、Set Native Units to Imperialも実行しておきます(in⇔mm 内部設定用?)
以下のメッセージでYes
以下のメッセージでOK
各設定項の単位が切り替わっているかを確認 in⇔mm
設定が終了したら、INIファイルに保存
軸設定
Number of Axesを選択
総軸数を入力
Configure Axesを選択し、設定軸を更に選択
Step→速度パルス Dir→回転方向
pin num: ピン番号(パラレルポート)
Step pin is: Active Hi(正論理) / Active Lo(負論理)
Direction pin: +is Hi(正論理) / +is Lo(負論理)
PulseWidth: パルス幅(μS)
※・Motion ・Drive type ・Portは、以下のデフォ値で・・
Motion Parameters
Scale: ステッピングモーター1ステップの移動量(Calcで自動算出 下記の画像参照)
Accel: 加速度
Start vel: 初速
Max vel: 最高速
Backlash: バック ラッシュ
Slow jog: JOG(低速)
Fast jog: JOG(高速)
Calcを押し、下記の項目を入力するとScale値を自動算出
Steps: ステッピングモーター1回転のステップ数
Pitch: 送りネジピッチ (M3→0.5mm M6→1mm)
軸設定後、Reset Portsを実行(INIファイル保存)
ホームスイッチの設定
ホームスイッチがある場合は、以下の設定を行います
ファンクションキーF2(Ports)を押し、Alt+F2でアクティブにします
そして、ホームスイッチを手でオンオフさせると入力ピンが確認可能
Configure I/O Linesを選択します
設定する項目を選択
State: 有効/無効
Pin: ピン番号(パラレルポート)
Active Level: 負論理/正論理
Home direction: 原点復帰時の進行方向
※設定後、SETを押します
設定後、Reset Portsを実行(INIファイル保存)
手動でモーターを動かしてみる
Jog Machine: 手動操作
MDI Mode: RS-274-D
Home Axes: 原点復帰(HOMEスイッチがある場合のみ)
ESCキー: 非常停止
Jog Machineを選択すると以下の画面で、手動操作が可能
ESCキー:非常停止
その他の設定
General Configを選択
読み込むNCデータの拡張子を変更(他の設定は環境に合わせて変更)
一通りの設定が終了したら、INIファイルに保存
NCデータを読み込ませ自動で動かしてみる
Open in editor: ファイルをメモリに読み込み、編集して動かす場合(500KBまで?)
Run from file: ファイルから実行(メモリに収まらない大きなファイルの場合?)
ドライブを変更する時は、以下をクリック
Open in editorからの画面
Run from fileからの画面
ファンクションキーF6: Run(1サイクル動作)
ファンクションキーF7: Single Step(1ステップ動作)
ESCキー:非常停止
Runタブからの操作画面
先頭行に戻すときは、Reset Fileを選択実行