けいおん! 部室 figma
けいおん!の部室を作ってみる【部室メイキング】
前回製作した、TYPE-1とTYPE-2を一体化した物の新たに製作です。
簡単に製作工程を紹介したいと思います。
【お知らせ】オークション出品終了いたしました。御入札ありがとうございました。
【前回のバージョン】
TYPE-1
TYPE-2
TYPE-3
3個を合体した様子
LEDの点灯
figmaの配置例
部室本体の材料切り出し
まずは、部室のベースとなる材料の切り出しです。
床:ベニヤ(13mm)
壁:桐板(12mm)
天井:シナベニヤ(5mm 2枚)
実験的に素材を変えているので、全て同じ物でもいい
桐板は軽く、加工しやすいです (若干、反りがある物も有るので注意!)
床板の貼り付け
ヒノキの平板(20mm×1.5mm)で床板切り出し
先に、床板側面をステイン系塗料で塗装しておく
一枚ずつ木工ボンドで床に貼り付け (結構、反ってくるのでクランプ等で押さえ必要)
床板貼り付け終了
床板の塗装
上柿渋色人だけでの塗装予定なのでしたが、色ムラが結構あったので、
今回は、上柿渋色人とウッドオイルを併用してみました
上柿渋色人で、床板1枚ずつ塗装 (全体的に一気に塗ると不自然になるので)
前回製作時と色合いが違う気します・・上柿渋色人が結構、ゲル状になっていたせいか?
上柿渋色人を乾燥後、仕上がりを整える為ウッドオイルをすり込んでみました
う~ん、あまり綺麗とは、いえません・・
塗料の吸い込みが良い部分は、色が濃くなります
まあ、細かいこと気にせず、これで行きましょう!
※普通は、ステイン系塗料又は、ウッドオイルだけでの塗装で十分です。
壁の塗装
ウッドパテは目止め用で、ジェッソは白壁塗装用としてみました
劇中の白壁は、欠けや凹凸があります
今回は、ウッドパテで欠けや凹凸を表現することにします
ウッドパテを白壁部にすり込み、乾燥後ペーパーやすりで磨きます (内壁のみ)
※一般的な目止めは、トノ粉やウッドシーラーを使用します
ジェッソを3~4回塗り重ね、仕上げにペーパーやすりで表面を整えます
外壁は厳密に再現しないので、ジェッソを2回程塗り重ね終了です
壁板の切り出し&塗装
壁板を70枚ぐらい切り出し
そして塗装
上柿渋色人塗装面への接着は問題なかったので、先に壁の下部を塗装(ウッドオイルだと接着しにくくなるかも・・)
横に走る壁板も切り出し&塗装
壁板の貼り付け
壁板を等間隔で貼り付け(木工ボンド使用)
実際の所、貼り付けピッチはもう少し狭い方が良かったのですが、
材料の都合で、このピッチとしました。
出入り口の作製
平板で枠を作製
更に角棒で枠を作ってゆき、最後にプラ板を貼り付け
次はドアの作製
(今回は、試作で作った物が残っていたので、それを流用。ガラス部のみ作製)
プラ板に黒テープとカラーセロハンを貼り付け、クリアー塗装
今回は、ドア外側は再現しませんでした。ドアは固定式とします。
窓の作製
窓の作製は、プラ棒とプラ板
今回は原型を1個作り、シリコンで型取りしレジンキャストで量産してみました
結構、気泡に悩まされます・・
取っ手を作製し接着
黒のサフを吹きシルバーで塗装、そしてクリアー
黒板の作製
黒板表面をパソコンで画像作製し印刷
ベニヤに両面テープを貼り付け、その上から印刷画像を貼り付ける
貼り付け後、枠を接着する
窓、ドア、黒板の取り付け
寸法が合っているか確認し、合っていれば接着剤で固定
今回の改良点
写真撮影を考慮して、壁を全て取り外し式にしてみた(ピンとネジで固定)
今回、出入り口の外側は再現しないので乳白色のアクリル板で封印
後で、開閉仕様に改造出来る様、ドアはマグネットシールで固定
窓ガラス(アクリル板)は、取り外し式(前回の仕様)から固定式に変更
ロールスクリーン、ドアノブ、スピーカ作製&取り付け
前回の物より少しグレードアップしています(形状等の見直し実施)
ロールスクリーン
ドアノブ
校内スピーカ
この3点の小物は、プラ板&プラ棒で作成しています
電灯の傘を作製
傘はプラ板をヒートプレスして作成します
まずは、ヒートプレス用の治具を作ります
100円ショップで購入した香水用ロートを2個使用し、1個はオス側、もう1個はメス側とします
プラ板を用意します
クリップはヒータで温める時、熱くて持てなくなるので使用しています
ヒートガンでプラ板を均等に温めます(ガスコンロでもOK?試していませんが・・)
ヘアードライヤーでは、熱量が足らないので無理?です
温かいうちに、一気にメス側を押さえつけます
ヒートプレス完了!
3回に1回ぐらいの確立でシワがよります
プラ板の厚みやプレスする形状によっては、高確率で失敗する時があります
大きい物や背の高い物は、失敗する確立が高くなります
余分な部分を切り取り、整形します
結構、プラ板を消費します・・
LEDの端子を差し込む穴を開けます
天井作製&電灯線の引き回し
今回は2枚のベニヤの間に配線を通すようにしてみました
ソケット部は、ICソケットピンを切り取り使用
ソケットとケーブルを半田付けします
半田付け後、熱収縮チューブをかぶせます
ケーブルを天井部に開けた穴に通します
天井裏に配線を引き回します
もう一枚のベニヤを乗せれば天井の完成
電灯の傘は、ソケットとLEDの間に挟み込ませます
最後に通電させLEDの点灯確認をし作業完了です!
かなり大雑把な説明だったかもしれませんが、一応ココまでということで・・
今回製作した物をワンフェス2011夏に展示しました。
最後まで見て頂き、ありがとうございました。