オビツ11 ピコニーモ 衣装 自作
ミニドール用の簡易衣装を作ってみる
今回の工作は、ミニドール用(オビツ11、ピコニーモとか)の簡易衣装制作です。
ということで、オビツ11用の初音ミク風な衣装を作ってみました。
【はじめに】
・ヘッドは、ねんどろいどヘッドを使用しています。
・ねんどろいど、きゅんキャラヘッドの取り付け方法は、こちら
・このコンテンツを参考に工作する場合は、自己責任でよろしくお願いします。
・このコンテンツで使用している11cmオビツボディは旧タイプです。
【キャラクター版権にご注意を】
・キャラクターの衣装も版権が絡んでくるので、版権元の了承も無く有償配布(販売)すると、
罰せられる可能性があります。有償配布する場合は、当日版権システムを利用しましょう。
ワンフェス、トレフェスとか・・
【参考リンク】
ピアプロ・キャラクター・ライセンスについて
ワンダーフェスティバル
作る前の準備
まずは、型紙の準備
今回の型紙はDXFファイル形式なので、フリーの2D-CADソフトで寸法変更可能です
寸法を変えることでピコニーモ用にもなります
型紙内容は、トップス(ノースリーブ)・スカート・ネクタイ・パンツのみです
初音ミク固有パーツは含まれてません
当HPの管理人は、洋裁用語を全然知らないので図面の指示はパーツ外形のみです
型紙と言っていいのか微妙ですが・・
型紙のダウンロードはこちら(解凍後のファイル名:OB11-TYPE1-V10.DXF)
パンツ単品はこちら(解凍後のファイル名:pantu.DXF)
【型紙データの利用について】
・個人利用に限る(商用利用不可)
・改変自由
・製作物の画像公開OK
【禁止事項】
・ファイルへの直接リンク禁止
・2次配布禁止
・図面のPDF化及び画像化を行っての転載、配布禁止
【免責】
当サイトの型紙データを使用し、いかなる損害、トラブルを負っても、
当サイトでは責任を負わないものとします。
型紙を元に、布を切り出します
※型紙と相違あり↓
ボンド、ラックテープ、ミニアイロンを用意
作業的には、ゴム系ボンドより速乾木工ボンドの方が使いやすいかも・・
※木工ボンドは水溶性の為、スチームアイロンの使用や衣装の水洗いで接着部分が外れる場合あり
※綿→木工ボンド(布用ボンド)、化繊→ゴム系ボンド の方がいいみたいです
ラックテープは、かなり重宝します(4mm幅・粘着剤付き)
しかし、負荷が掛かる部分の接着には不向きなので、ミシン又は手縫いとの併用で・・
布端の処理手順です
①布端にボンドを少量塗布します
※綿の場合→木工ボンド(布用ボンド)、化繊の場合→ゴム系ボンド
②ピンセットで辺の中央を折り返します(1~2mm)
③中央から端へ折り返していきます
完了!
衣装を自作してみる(オビツ11編)
洋裁用語が分からないので、適当に進めていきます・・
はじめに初音ミクの画像を見ておけば、なんとなくイメージは掴めると思います
「初音ミク」はクリプトン・フューチャー・メディア株式会社の著作物です。
© Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
まずは、スカートから
ラックテープでスカート2とスカート3を接着
アイロンで押し当てて接着(ラックテープがアイロンに付かないよう注意)
スカート裏面にもラックテープを貼って折り返し接着
次は、アイロンで折り目を付けていきます
折り返し間隔は均等に・・
折り目が付いたら、スカートが広がらないよう固定
スカート上部にラックテープ貼り付けスカート1を接着
裏面もラックテープを貼り付け、布を折り返し接着
長い場合は切断し、つなぎ合わせを糸で縫います(接着でもOk)
次は難易度が高いトップスです
まずはじめに布端の処理をしておきます(見える部分だけ)
前身頃を輪ゴムでオビツボディに固定し、襟を前身頃に接着
次は、後身頃と襟・肩の部分を接着
そして、前身頃と後身頃を縫います(接着でもOk)
次は腕の部分
布端の処理は、ボンドを使用
緑と黒布の結合は、ラックテープを使用
※型紙には、このパーツは含まれていません
つなぎ合わせを糸で縫います(接着でもOk)
次はネクタイです
先に布端の処理をします
トップスとのバランスを確認
以下のように接着
S字に折り曲げ、裏も接着
余っている部分も折り返して裏に接着
後はトップスに仮着けしてネクタイを輪にします
完成!!
左が試作1号、右が試作2号
パンツを自作してみる(オビツ11編)
まずは、布と型紙を準備
型紙どおりに裁断
裁断部にボンドを塗布し、半乾きのうちに折りかえします
折り返したものがコチラ
次に、はがせるタイプの両面テープを用意(無くてもいいですが・・)
脚部を外したオビツ11ボディの側面に両面テープを貼り付け
粘着力がちょっと強いので、手で触って粘着力を落とした方がいいです
両面テープに固定し、位置決め
前と後ろを接着(糸で縫ってもOK)
でもって、こんな感じ
取り外し後、結合部をしっかり押さえつけましょう
完成!
ほつれが出る場合は、ボンドかピケで修正
【番外】ピコニーモS(旧タイプ)
靴を自作してみる(オビツ11編)
靴は、木型を自作して本革で作ってみました
本革は出来る限り薄いモノを使用(手芸店や東急ハンズなんかで入手可能)
今回の物は何革かは不明、厚みは約0.5mm
革全体を少し水で濡らし、伸ばしていきます
不要な部分はカット
底の部分です
かかと部分をとりあえず接着(ゴム系ボンド使用)
そして、靴底を接着(ゴム系ボンド使用)
靴底は100均のスポンジ素材・・
木型を外します
とりあえず完成
開口部は、剥がせるタイプの両面テープで固定
でもって、こんな感じ(少し長靴っぽいです)
初音ミクV3の画像を見た感じだと、ローファー&ニーソっぽいです
靴は革で作って、ハイソックス部分は布で作った方がいいみたいです
足首が細く見えます
ネクタイピン等の細かい部分は、サテンリボンなんかを貼り付け
衣装のボタン代わりに・・
手芸店には何かと便利なモノが売ってたりします
画像右側が、ラインストーンホットフィックス(ジョンキルss10)
アイロンで接着するビーズって感じかな
ビーズとラインストーンホットフィックスとの比較
糸で縫う必要が無いので、仕上がりが綺麗です
ラインストーンホットフィックスは、アイロンで押し当てると接着されます
実際の所は、あて布をした方がいいみたいなのですが、
位置ズレする可能性があるので、そのままダイレクトに押し当てた方がやりやすいです
ラインストーンホットフィックスは、サイズ&カラーが色々あるみたいなので、
衣装に合わせてチョイス
ちなみに胸元のリボンは、靴を作った時の本皮の切れ端で作成
フリルテープを利用した超簡易衣装
フリルテープは、手芸用品店や100均で手に入ります
それでは、作っていきましょう
画像の上のパーツは、ギャザー用の糸を抜いてアイロンをかけた物です
長さは、約80mmで切ります(画像は70mmぐらいですが、ちょっと短かったので・・)
スカートに両面テープを貼ります(糸で縫ってもOK)
2個のパーツを合体させます
輪っかにするので、裏面に両面テープを貼ります
オビツ11ボディに巻き付け、両面テープで固定します(糸で縫ってもOK)
繋ぎ目隠蔽にリボン等を巻くのも良いかもしれません
後、肩紐とか付ければそれっぽくなると思います
アレンジバージョン
フリルゴムテープとサテンリボンを利用したアクセサリ
次は、フリルチョーカー・袖留め・ガーターリングっぽい物を作っていきたいと思います
こちらは、100均で購入したフリル付ゴムテープです
幅は、6~7mm前後
こちらは、手芸用品店で購入したサテンリボンです(100均で売っているかは不明)
幅は、約2mm
2mm幅のサテンリボンは、あまり売ってないようです
適当なラッピング素材を2mm幅にカットして作るのも良いかもしれません
今回作るアクセサリは、こんな感じの物です
名称は、袖留めでいいのかな?
フリルチョーカーっぽいモノ
サイズは手首と首、共用としました
フリル付ゴムテープの長さは、28mm
サテンリボンは、35mm(少し余裕をみて)
鉛筆が丁度いい径サイズでした
まずは、フリル付ゴムテープを輪にして接着剤(Gクリア使用)で重なる部分を接着
その上にサテンリボン
ガーターリング(太ももに付けるやつ)は、極細油性ペンの径が丁度でした
まあ、オビツボディに直接巻きつけても作業は出来ますが・・
完成品色々
色を変更したい場合は、フリル付ゴムテープとサテンリボンは接着しない方がいいです
取り外し可能にした方が、いろいろと楽しめます
メッシュクロスを利用したソックス
材料はメッシュクロスというものを使ってみました(縦にも横にも伸びます)
透け具合は、こんな感じです
結合は、熱接着両面テープを使用
輪にします
毛羽立ちの無い棒に挿し、アイロンで接着
でもって、こんな感じ
結構ラフに作っても、脚にフィットしてくれます
フリルテープを活用した衣装
これから制作する衣装は、フリルテープを使った難易度アップ版です
今回使用するフリルテープ
まずは、フリルテープのギャザーを強めに寄せます
ギャザー寄せした所に熱接着両面テープを貼り付け、身頃を接着
結合部分をミシン掛け
裏面(身頃の布端処理は接着剤使用)
↓
↓ レースやフリルの取り付け工程、撮影するの忘れてました・・
↓ パーツの取り付けは、接着剤(Gクリア)使用
↓
完成!
100均の糸でウィッグを作ってみる
まずは、下準備です
ねんどろいどヘッドに発泡スチロール等を詰めます
次に、おゆまるで頭頂部と後頭部を成形します
ここからが本題です
適当なプラ板か厚紙を用意(今回はPPシート使用)
PPシート2枚と糸(#20)
糸の色は、金髪に近い色がベストです
2枚のPPシートに糸を8の字に巻きつけていきます
ある程度の幅になるまで巻き付けます
後、糸の色に近い布の切れ端を用意します
分け目に接着剤を塗布
その上から布の切れ端を接着(補強の為)
両端をハサミで切ります
でもって、こんな感じ
次は前髪です(2セット作れます)
糸を約35mmぐらいの幅で、PPシートに巻いていきます
約180mmの長さの糸を6本用意
3本をPPシートに巻きつけた糸に均等に接着
裏面も同じく・・
画像の部分をカットしていきます(裏面も同じく)
カット後、画像の部分に接着剤を塗布し、折り返し
前髪2セット完成です
前工程で作った、頭頂部の髪を用意
前髪に両面テープを貼ります
頭頂部の髪と前髪を貼りあわせます
ここからは、カットになります
ご自由にカットしてください
【番外】ピコーニモ用
ピコニーモの衣装なんかにも・・
今回の工作は、ピコニーモにも応用可能です
オビツ11用で作った衣装はピコニーモにも装着可能ですが、
サイズがちょっと微妙です
【参考】
左:オビツ11 右:ピコニーモS
【figma&ピコニーモ用】モッズコート試作
Ver1(試作)
Ver2(ファー変更)
【番外】1/6サイズの衣装
ガルパンの試合用衣装です
設定資料を参考に作ってみる
ボタンはラインストーンホットフィックス
参考本:ガールズ&パンツァー 模型道 公式教本(DENGEKI HOBBY BOOKS)
ここまで作るとヘッドも欲しいところです
【番外】 ちびキャラをVRoidStudioで作る
細かな手作業が苦手という方は、仮想空間キャラの衣装を作るのはいかがでしょうか。
VRoidStudioというアプリがかなり面白いので紹介しておきます。
※Win版は64ビットOS専用。32ビットOSでは起動出来ません。
今回はサンプルモデルを使用し、体型を変更します
体型編集で、胴・腰・腕・脚を短くします。(ヘアーや顔の編集はお好みで)
衣装のテクスチャを編集したい場合はVRoidStudio上でも可能。テクスチャをエクスポートし画像編集ソフトでも出来る。
とりあえず、エクスポートしたテクスチャの色を変えてみます。
で、こんな感じ。
後は編集したテクスチャをインポートします。
今回の背景は、SketchUpで簡易的に作ってみました。
2D画像で出力(png)します。
洋館の窓辺ってとこでしょうか・・。
後は、VRoidStudioに読み込ますだけ。
VRoidStudio上では、ポーズ編集・アニメーション・エフェクト等が使えます。
UnityとBlenderを駆使すれば、リボン等のアクセサリーの装着も可能。
少しハードルが高いですが、作ったキャラをUnityやMMD上で動かすことも出来ます。
最後まで観てくれて、ありがとう~
お疲れ様~