ポケットミク nsx-39
ポケットミク【nsx-39】で遊ぶ
ポケットミク用のwindowsアプリを作ってみた。
【注意】
・このコンテンツは予告無く再編集する場合があります。
・このコンテンツを参考に工作する場合は、自己責任でよろしくお願いします。
アプリを自作【ミクのボイスてすと】
【このアプリの使用目的は】
・とりあえず喋らせたい
・エフェクトを色々使ってみたい
・駄洒落、エロい言葉を喋らせたい
・VOCALOID2(初音ミク)との併用使用
・電子工作での使用(Raspberry Pi、IchigoJam、Arduino、PIC)
等々・・
※NSX-39に歌詞登録は行えません(当アプリは音源のみの使用としています)
アプリのダウンロードはこちら(WIN用です)
最新版
ミクのボイスてすと Ver5.4
【2020年1月11日更新】
Ver5.4
・キーボード鍵盤機能追加(オクターブ変更可能)
・シリアル通信(受信)でフレーズ1~5の呼び出し機能追加。
・操作パネルのレイアウト変更。
・フォームリサイズ後、最小化・最大化が出来ない不具合修正。
・連続読み上げ完了後のダイアログ廃止。
旧版
ミクのボイスてすと Ver5.3
※フォームリサイズ後、最小化・最大化が出来ない不具合ありますが、フォームがスクロールできるので、低解像度のモニター使用時には使える。
【注意】
・以前のセーブデータを使用すると、1オクターブ上がって発声します。
・MIDIファイル生成時、音色変更は考慮されません。
・SMF出力(MIDIファイル出力)は現状不完全です。演奏速度が速くなる場合があります。
・当アプリの使用は自己責任でお願いします。環境によっては動かない場合もあるかも・・。
何らかの損害が出ても責任は持てませんのでよろしくお願いします。
【追加機能】キーボード鍵盤
ポート選択→接続を押した後、キーボードの以下のキーを押すと音が出ます。
Windowsの標準音源でも可能。
オクターブ変更 --- 1~5
ド ----- Z
ド# ---- S
レ ----- X
レ# ---- D
ミ ----- C
ファ --- V
ファ# -- G
ソ ----- B
ソ# ---- H
ラ ----- N
ラ# ---- J
シ ----- M
ド1 ---- K
発音中の音をノートオフ --- スペースキー
・音階は、”キーボード鍵盤”のチェックの下に表示される。
・ドレミ表示にする場合は、”ドレミ表示”にチェックを入れる。
・キーボード鍵盤を無効にする場合は、”キーボード鍵盤”のチェックを外す。
・オクターブ変更は、以下のスライダーでも変更可能。
基本操作
①ポケットミク(NSX-39)を先に接続しておきます。
②アプリ立ち上げ後、MIDIポート選択よりNSX-39を選択し接続を押します。
③発声させたい音声記号を押すとポケットミクから音がでます。
④読み上げモードは10文字まで入力可能(キーボード入力は出来ません)
⑤文字入力後、読み上げを押せば発声します(消去でテキストがクリアされます)
⑥スクロールバーで1音ずつの発声時間、音階調整可能。
⑦フレーズ登録は、フレーズ1~10どれかを選びフレーズ登録を押します。
⑧連続読上げを押すとフレーズ1~10の順に読上げていきます(読上げ停止で中断)
⑨フレーズクイック選択を押すと番号のフレーズが編集可能。
⑩リピートにチェックするとリピート再生されます(リピート中の編集可能)
⑪他のMIDI音楽編集ソフトを使う場合は、切断ボタンでMIDIポートをクローズして下さい。
基本的な作業の流れ
1、音声記号選択。
2、アクセントやメロディの編集。
3、編集後のフレーズを一時的に保管。
後は、適当にエフェクト等をかけ、読上げ(演奏)を楽しみます。
・ファイル→開く(フレーズデータ1~10をロードします *.mvt)
・ファイル→名前を付けて保存(フレーズデータ1~10をセーブします *.mvt)
・ファイル→SMF出力(β機能なので注意)
・ツール→Sysex送信(1コマンド送信、MIDIメッセージ変換送信)
・ツール→MIDI再生(簡易MIDIプレイヤー)
・ツール→シリアルポート設定(シリアル通信の設定を行います)
Windowsの標準音源を使った場合は、以下の機能が使えません。
音声記号の入力は出来ますが、ピアノ音となります。
応用操作
メロディ生成ボタンを押すと、ランダムにメロディを生成します。
生成度合いも調整可能です。
上が、音質選択です。
下が、音色選択です。
エフェクトの調整・選択です。
バリエーションは、プルダウンメニューから選択可能です。(選択後、適用を押します)
CC(コントロールチェンジ)は、特に使う必要はありません。
バリエーションリスト(エフェクトの種類が半端ないです)
フレーズ1~5は、個別でリピート回数を1~4回に変更可能。
短いフレーズを繰り返す時に便利です。
電子工作用のシリアル通信設定です。(MIDIデータのやりとりではありません)
送信は2タイプ
・TYPE1 音階にあわせて数値を送信します。(C1→0... C6→60)
・TYPE2 ノートオン・オフに合わせ、指定したアスキーコードを送信します。
LFは、改行コードです。
※使用前は、ボーレート等の設定が必要。
受信データは、ドラム音のみの適用です (Ver5.3から音色変更可能)
外部から”0~9”の数値を送ってやるとスクロールバー(左から1234567890)で指定されている音が鳴ります。
外部から"A~E"の文字を送ると指定されたフレーズが呼び出されます。呼び出し時に発声させたくない場合は、”フレーズ読込時の発声”のチェックを外します。
外部から”F”の文字を送ると消音されます。
その他
・簡易MIDIプレイヤーは音源変更できません。
・NSX-39に歌詞登録は行えません(当アプリは音源のみの使用としています)
・MIDIファイル生成時、エフェクト・リピートは考慮されません。
・歌詞テキスト表示&コピー機能は、VOCALOID2(初音ミク)歌詞流し込み等に使用。
・エフェクトに関してはYMW820(NSX-1)のアプリケーションノートの16~18ページを参照。
表右のMSBとLSBの数値をそのまま入力し送信を押します。
リセットする場合は、GMON・GMOFF又はXGONを押すとリセットされます。
生成したMIDIファイルは、Domino(MIDI音楽編集ソフト)等で編集可能。
システム・エクスクルーシブ(SysEx)を付加しているので、同じように発声可。
作成したMIDIファイルは、VOCALOID2(初音ミク)でも読み込み可能。
クリップボードに歌詞を全選択コピーし、流し込みを簡略化。
【番外】シリアル通信でフィギュアを動かしてみる
【キーボード演奏風ミク】
シリアル通信でIchigojamと接続し、ノートオン・オフでモーターの回転を制御。TA7291でソーラーモータを駆動させている。
単音でもエフェクトのTEMPO DELAYを使うとそれなりの曲になる。
【番外】スマホにポケットミクを接続してみた
今回作ったアプリとは関係ないですが、スマホとポケットミクが接続できるか試してみた。
まずは、OTGアダプタ(ケーブル)を用意。100均で売っている。
スマホとポケットミクを接続。
外部音源が選択できるMIDIアプリをインストール。
USB機器の検出を行う。
NSX-39が認識されれば成功。
電源をスマホから供給すると、スマホのバッテリーの減りが早くなるので注意。