シルエット 画像 スケッチアップ
シルエット画像作成→スケッチアップの2Dモデルに影を入れる
スケッチアップではPNG画像をただ貼り付けただけでは影が入らないので、画像と同じシルエット面を作る必要があります
今回のネタは、シルエット画像作成を行い2Dモデルに影を入れるまでの覚え書きです
今回の作業の流れは、
①Inkscapeでシルエット画像作成→外形線作成(dxf形式で保存)
②blenderでデータ形式変換(dxf→dae)
③SketchUp8にインポート→コンポーネント作成
※SketchUp7であればdxfインポートプラグインを使えば②の作業は不要
まずは、シルエット画像作成
Inkscapeを立ち上げPNG画像を読み込ませます
エクステンション → ラスター → チャンネル 選択
不透明度チャンネル 適用
パス → ビットマップをトレース 選択
トレースを実行
※元画像の前面(同じ場所)にトレースされるので、ドラッグで横にずらします
左がトレースした画像(ジャギーが少なくなりました)
トレースした画像を選択
パス → ストロークをパスに変換 を実行
外形線だけになりました(厳密には2本線です・・)
dxf形式で保存します
保存オプションのチェックは外した方がいいみたいです
dxf形式→dae形式に変換
お次は、blenderを使ってのデータ形式変換です
※SketchUp7であればdxfインポートプラグインを使えばこの作業は不要
blenderを立ち上げ、データをインポート
(この時点で、ある程度拡大した方が無難・・)
そして、dae形式でエクスポート
スケッチアップ2Dモデル作成
SketchUp8を立ち上げ、まずはデータをインポートさせます
(インポートオプションの”ファイル検証する”のチェックは外します)
スケールがかなり小さい場合は、ある程度拡大した方がいいです・・
まずは、分解
外形線の2本のどちらかを消去します
※ダブルクリックで繋がっている線が全て選択されます
※外形線の2本が両方とも選択される場合は、どこかで線が交差している(繋がっている)ので、
その部分を必要に応じて修正
島になっている所も・・
外形線が1本になりました
適当な端点と端点を1箇所結ぶと面が出来ます
※面が灰色なら裏面になっているので面の反転を行っておきます
島になっている所も、適当な端点と端点を1箇所結ぶと面が出来るので、その面を選択し消去します
面を90度回転させ正面に起こします
影設定をONしてやればシルエットの完成です
ついでに画像も貼り付ければリアルになります
出来上がったモノは、”コンポーネントを作成”をしておきます
必要に応じて、
”常にカメラに対面する” ←”こっち見んな”設定です(笑)
”太陽と影の関係を固定する”
を設定
軸設定は、つま先とつま先の間に設定
後からでも設定可能
でもって作業終了・・
お疲れ様でした
ちょっとした脇役的な使用なら2Dモデルが軽くていいです・・